AGA治療費を医療費控除の対象にする裏ワザを徹底解説!

こんにちは!あずまです!

医療費控除について悩んでいる人

「AGA治療の費用は医療費控除の対象になるの?」

このような疑問にお答えします!

 

この記事は以下の内容を解説しています。

・医療費控除とは?

・AGA治療費は対象か?

・AGA治療費を医療費控除の対象にする裏ワザ

 

 

わたくし、あずまは

・AGA専門クリニックにてスタッフとして3年間勤務

・延べ1万人ほどの患者さんを見てきた

・競合他社のクリニックへ行きまくった

という経歴の持ち主です。

 

AGA治療費を医療費控除の対象にする裏ワザを徹底解説!

医療費控除とは?

簡単に言うと、一定額を超えて支払った医療費をもとに計算した金額を所得控除として受けることができる制度のことです。
所得控除とは、所得から控除(マイナス)されるということです。所得から税金を取られる所得税を計算するときには、所得から控除額が引かれた金額を使用します。
ですので医療費控除は、結果的に所得税の節税になるということです。所得税は先に納税していて多く払いすぎているので還付されます。還付金は所得税率によって変わります。

課税所得額    所得税率
195万円以下 5%
195万円超330万円以下 10%
330万円超695万円以下 20%
695万円超900万円以下 23%
900万円超1,800万円以下 33%
1,800万円超4,000万円以下 40%
4,000万円超 45%

一定額を超えて支払った医療費をもとに計算した金額。こちらの計算式を説明します。

 

(実際に支払った医療費の合計額-保険金などで補填される金額の金額)-※10万円
※その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額
(総所得金額等が100万円の場合は5万円)

です。

 

 

例として年収400万、保険金は0円、AGA治療薬1か月分1万円を1年服用したとします。
AGA治療費12万円-保険金0円-10万円=2万円
なので2万円が所得から控除されます。

還付金は 医療控除額×所得税率 なのでこちらの場合
2万円×20%=4,000円

となります。

AGA治療は医療費控除の対象?

AGA治療は医療費控除の対象です。と言いたいところですがグレーゾーンでしょう。
保険外治療でも対象のもの(子供の歯の矯正や目のレーシック手術など)もありますが、美容目的の治療(大人の歯の矯正など)は対象外なのです。
AGAは見た目を良くするという要素が強いので美容と判断する人もいれば、脱毛症として考えれば治療ですよね。
どっちともとれますし、その人の判断によるのでグレーゾーンです。

 

AGA治療費を医療費控除の対象にする裏ワザ

 

領収書をとっておく

平成28年までは領収書を提出していたのですが、平成29年から領収書の提出は不要になりました。しかし領収書からわかる情報(病院名など)を「医療費控除の明細書」に記載し作成しなければいけません。ですので領収書は保管しておきましょう。(給与所得のある方は給与所得の源泉徴収票(原本)も必要)

 

確定申告をする

医療費控除の明細書を作成し必要な書類を準備したら税務署へ行き、確定申告をしましょう。
先ほど言ったようにAGA治療はグレーゾーンなので、担当の税務署の職員さんによって医療費控除が通ったり通らなかったりします。
あとは運に任せるしかありません。
もし何か聞かれたら「皮膚科」「脱毛症」の治療とだけ答えましょう!

 

まとめ

 

・AGA治療は医療費控除の対象か?
グレーゾーンでしょう
・医療費控除が通るか通らないかは運任せ

です。
やらなければ可能性0%ですが、やれば少なからず可能性はあります。
確定申告するのはタダなので、通ればラッキーくらいの気持ちでやられたら良いのではないでしょうか。